2000/06/22(木)  安心をお金で買う時代(c)たがみよしひさ

あなたの大切なご家族を一度だけ調査して安心しませんか?






 いや、すんごい時代になったもんですね。調査が必要ですか、家族なのに。まぁ、それだけ隠す手口も巧妙になったって事なんでしょうね。生き馬の目を抜く人生が僕らを待っていますよ

2000/06/20(火)  独自調査病
 こんにちわ、エクステンドTVです。えー、昨今学校を舞台とした凶悪犯罪が多発しており、お子さまをお持ちの皆様は、大切な我が子をそんな危険なところへは出したくない、そうお考えかもしれません。

 しかし、気を付けてください、わが局独自の調査によりますと、ここ10年の間に発生した、児童虐待のほとんどがなんと、家庭内でおこっている事が解りました。更には無理心中や火災も家庭内発生の度合いが高く、いくら我が家といえど、安心出来ない時代である事が浮き彫りになってしまいました。



 日曜ともなれば、普段は仕事でお忙しいお父さんも、ご家族で外に出かける事が多いかと思います。ですが、もし、あなたが車でお出かけの場合、車道を通るのはお止めになった方がいいでしょう。車道ではなく、歩道を走る事をお勧めします。なぜならば、交通事故のほとんどが、車道で発生しているからです。さらに恐るべき事に、歩道での事故より、車道での事故の方が、車に乗っている人間が死傷するケースが多いという事もごく最近解ってきました。家族を大切に想うのであれば、歩道を走るべきです。


 本日火曜日正午から、無作為の電話による独自調査を行ったところ、国民のほとんどが無職またはアルバイトであることが解りました。日本の景気はまだまだ暗闇の様です。新しい首相に期待したいところですね。

 では、楽しい水曜日をお過ごし下さい。エクステンドTVでした。

2000/06/13(火)  綱島温泉
 僕の住んでいる綱島には、『綱島温泉』なるものがある。『綱島に住んでます』なんていうと『ああ、温泉があるところだ』とか言われる事もあるので、それなり有名なのかも知れない。それとも僕の知らない雑誌、たとえば横浜ウォーカーあたりで紹介されたりしてるんだろう。


 なんでそんな話なのかっていうと、その温泉、実は僕は入ったことがない。まぁこの歳で湯治に行くっていうのもどうかとも思うが、実は行かない理由は別にある。






 効かなそうなのだ。



 ちょっと考えてみて欲しい。『温泉』である。地面の底から沸き上がるアレだ。サルなんかが集団で入ったりしているアレだ。箱根や日光にあるアレと同等のものだ。『同等のものだ』なんて力強く言うこともないか。


 たとえば『そうだ、温泉に行こう』という者が居たとする。その人はまずどうするだろうか。そりゃ温泉への行き方は多種多様諸説紛々あるとは思うがまぁ、だいたいの場合、新幹線のチケットを取って数時間電車に揺られ更にバスで数十分、山奥の奥にある木造温泉旅館を目指すのだと思う。

 そしてその温泉旅館(らぶひなが居そうなトコ)の暖簾をくぐって、割り当てられた部屋へ。山と針葉樹しか見えない窓に向かって背伸びを一つ。颯爽と浴衣に着替えてお風呂へ向かうのだろう。何故か客室とやたら離れた風呂を、タオルを肩に掛けて口笛でも吹いちゃったりしながら歩くのだろう。そしてやっぱり山しか見えない露天風呂に肩まで浸かって言うのだ








 『やっぱ温泉はいいねえ』






 こういう『温泉』なら解るのである。確かにこれは効きそうだし。これは、その温泉の環境やそこに入る為のプロセスがそう思わせるのだ。山奥の温泉は僕らに『温泉は身体にいい』という『認識』を刷り込んで家へと返すのだ。



 じゃぁ、その温泉が、家から30分の所にあったらどうだろう。朝と夕方には必ず渋滞している様な幹線道路沿いにあったらどうだろう。先に話題に出した『綱島温泉』は、まさにそういう温泉なのだ。位置関係からしてそうだから、『さぁ、温泉に行くぞ』というのはまず無い。せいぜい『温泉に行こうかな』どまりだろう。動機付けからしてこれで、まさか泊まろうとは思うまい。30分歩けば家に帰れるのだ。もちろん浴衣なんて着ない。私服である。ボーダーシャツにGパンとかそーゆー、ふつうの格好だ。風呂を上がってからの夕飯に思いをはせることもない。どうせ『今日の巨人は勝ってるかな』とか思いながら急いで着替えちゃったりするのだ。

 いやまて、ここまでお手軽だとひょっとしたら脱衣所には既にテレビが用意されてるかもしれない。いや、ある。絶対ある。そしてその周りにいいオヤジが雁首そろえて高橋を食い入る様に観ているのだ。裸にタオル1枚というなんとも間抜けないでだちのオヤジの一人が、誰にいうでもなくテレビを見ながら言うのだ。






 『今のはストライクだろう』





 そんな温泉が効いてたまるか。

2000/06/11(日)  斑鳩
 今月号のアルカディア、表紙が斑鳩(いかるが)ですね。トレジャーの新作シューティングです。買いましたか?買いましたよね?もちろん僕は買いました。いわゆるジャケ買いです。まーまーまー


 そんなわけで、最近買って無かったアルカディアを表紙みただけでそのままレジ直行。本に挟まれたポスターの重みを感じつつ。チーン。650円。っつって、レディアントシルバーガンから3年。シルバーガンの時の井内さんのインタビューを反芻しながらドキドキページをめくってみれば、斑鳩の記事、たった2ページしかありませんよ!ね!ママ!。



(遠くに放り投げる絵挿入)



 まぁ、まって、まって、悲しむのは実はまだまだ早い。たしかポスターが!ポスターが!気を取り直し拾い直し、ポスターを開く。ガサガサガサ。わぁ、これは、なんてかわいい・・・・




ナコルルじゃん




(燃)

2000/06/06(火)  プリンセスはどこへ消えた

2000/06/05(月)  がむしゃらだけで越える話。
 僕はそもそもが無精者でして、たとえばスーツひとつとっても年中一張羅を着ている訳なんですけど。そもそも営業でもねぇ、プログラマーにスーツとか要らねぇと思うんだがどうよ?作業着で十分だべ作業着で。まぁ、それはそれとして。


 ところがこの一張羅、もう何年着たか解らないぐらい着ていると、ホラ、布地も薄くなってくるってもんで。するってぇと、日々動き回っているうち、ちょいとした拍子に破れてしまう。ビリビリって、こう、膝小僧の裏側に真一文字に穴が空く訳で。どうやったらそう破けるのか知りませんが

 だいたい高いんだよ、スーツ。コナカとかで一着2万9千とか払ってたら僕死にます。2回ぐらい。そう、僕の人生はたかだか3万円の出費で傾くんですよ。あっはっは。笑い事じゃねえんだこれが。


 そんなわけで、なけなしの数万円持って、また新しい一張羅を買いにコナカ綱島店へ。普段通らない通り抜け果物屋の角を曲がるとそこはハイソな美容院に。どうやらつぶれてしまったご様子。これがうわさのデフレスパイラル?(違)。ふざけんな。どうするよただでさえ一張羅、明日から穴あきスーツで出勤?そんなわけにもいかねえべってんで、急遽イトーヨーカドーへ。普段はただ通り抜けるだけのスーツ売り場を初めて値札も加味して見てみました。え?スーツ上下で1万円?。スゲー!やすーい!デフレマンセー


 でもアレですね、今まで3万とか払っていたものが、ある日突然1万円で買えるってのはそれなりにショックで、安かろう悪かろうじゃないですが、1万円のスーツって実際どうよ?一見普通だけど、実はこんな欠陥が!?というので、安いスーツというものを色々想像してみました。






・スラックスが半ズボン


・襟とポケットが印刷されている


・ボタンがマジックテープ


・背中にバナー広告


・水に溶ける


・縫ってない。



 まぁ実際のところ、工場を国外に移したとか、中間マージンを省いたとかして、モノ自体は悪くないんでしょうがやっぱり安いものは、それなりにリスクを考えてしまいます。でも生活がかかるとねー。


ネタ協力:六月

2000/06/04(日)  ステキな奥様
 次の様に表記された『ステキな奥様』は、ステキでない可能性があります。ご注意下さい。




・ステキな奥様(肉食)

・ステキな奥様(新古品)

・ステキな奥様(ミス酪農)

・ステキな奥様(昼下がり)

・ステキな奥様(+1)

・ステキな奥様(半玉)

・ステキな奥様(ソニータイマー付)




 そういえば、JRのマナー広告に出ていたJ子ちゃん、ちょっと前まで女子高生の格好をしていたはずなんですが、最近『J子ママ』になっていました。ショックです。しかも子供は2、3歳児ぐらい。ショックすぎ。

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