そう言えばゴールデン・ウィークに「キック・アス」を観ました。妹に借りてきてもらって。スーパーヒーローにあこがれる主人公が、その夢をこじらせて通販で買った全身タイツを着て街中をパトロール。うっかりネットで話題になったせいで、ギャングや「ちゃんと格闘の訓練をしたスーパーヒーロー風の親子」に目をつけられちゃう話。
スーパーヒーロー物の様なプロットでありながら、いわゆるスーパーヒーローは出てこないあたりに、今までのスーパーヒーロー物とは違うおもしろさがある。全体的にシニカルで、メタ的な演出がいくつか。というか、主人公そのものが、全編通してほぼストーリーの蚊帳の外状態なのも含めて「今までに無いなあ」感がひしひしと。 ヒットガール役のクロエ・グレース・モレッツがかわいい(そして容赦無い)ので良いです。かわいいのに引き金が羽毛布団より軽い。しびれる。そいで、ビック・ダディ役のニコラスケイジがノリノリで、これも良かったです。ニコラスケイジって、ナショナル・トレジャーの「なんかイマイチシリアスになってない冒険者」ってイメージが強いんだけど、これは良かった。 前評判どおり面白い映画でした。まだ劇場でもやってんのね。 ツイート Recent Entries from Same Category
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