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 レンタルで「サンキュー・スモーキング」観ました。タバコ業界の広報を勤める主人公が、喫煙者の権利を守るために舌先三寸であれやこれやの言いがかりをのらりくらりとかわしたり挫折したりするコメディ映画。公開時点で細君と「観たいね」と言っていたんだけど、結局観れなかった映画。「タバコは体に悪い」「肺がんのリスクが伴う」という大前提を口八丁手八丁で覆す！！・・・っていう訳ではないんですよね。さすがに。でも「タバコは体に悪い」という事実を否定せずにタバコを悪者にしない詭弁が楽しめます。もちろん、観ているこっちは「そいいう話だ」って解っているので、詭弁だって気持ちで観てしまうんですが、それでも「ああ、うまいな」と思えるタイミングがここかしこにあります。 それと、もはや「公共の敵」ぐらいの立ち位置に居るタバコを正当化するプロセスや、そのためなら何でもやるタバコ研究所の面々。さらに酒造業界や重火器協会のロビイストが出そろってくると、展開がなんともブラックになってくる。だってどう考えたって身体に悪いタバコを、さも「かわいそうな、守るべき業界」の様な展開に持って行くんだもの。たまらない。個人的に久しぶりのヒットです。 あ、あとタバコのパッケージ風のイラストでスタッフロールしちゃうオープニングのアニメーションが素敵でした。 -- 宣伝 -- ・[6/3]electribe work shop #8 ・[6/11]160 vs Spiel! ツイート Recent Entries from Same Category
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