守るべきはハードでは無くてコンテンツです。但し、新しいコンテンツはハードが生み出します。つまり、たとえ拙い言葉であろうとも、僕の言葉は僕が居るから、君の言葉は君が居るから出来上がる。 映画「フィッシュストーリー」観たよ@熱海。1975年の売れないパンクバンド「逆鱗」が最後のレコーディングをした曲「フィッシュストーリー」が、2012年の地球を救う話。って書くと「何がなんだか解らない話」になってしまうんだけど、本当にそのままなんだから仕方が無い。どんな方法で救うのかは観てのお楽しみ(若しくは原作本を読む手もある)。 舞台は1975年、1982年、2009年、2012年を並行で進むんですが、メインは1975。売れないパンクバンドがどういう経緯で「フィッシュストーリー」を作ったのかが語られます。その中で語られる「売れないバンドを続けるか、妥協して売れる音楽を出してからやりたいことをやるのか」みたいな話があって、なんていうかイチイチ心に響いた。この手の話題は使い古されているのにねえ。舞台が古いからかしら。 今まで独立していた話を最後にザッと手品のように纏めてしまう、「最近の小説」感をしっかり出してる映画です。 ツイート Recent Entries from Same Category
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