日本語が、大好きです。(Sorry, Japanese Only.)
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 映画『sweet rain/死神精度』観てきたよ。8日後に事故死する予定の人間を判定する「死神」と、一人の女性の生涯を描いた、同名小説の映画版。

 同名小説の映画版。とはいうものの、小説とは話の筋が変わっています。これがなかなかにニクイ改変。小説も一つ一つの話のリンクが小気味良い内容でしたが、映画はこの輪をすこし弄っています。どう弄ってるかは映画みてのお楽しみで。

 死神役が金城武なんですが、あの浮世離れした顔と演技がちょうど良くマッチしていて笑っちゃうぐらい似合ってる。そして色男やのう。

 小説では「可」と表現していた、「死んでも良い」という判定が「実行」に換えてあったり、説明が難しい所の為に相棒の犬が用意されていたりと、至る所に「解りにくい所を排除する」工夫がしてあるのが好印象でした。たまにある「小説読まないと解らない映画」にはなっていないと思う。

 ただ、それ故に分かり易すぎて、説明がくどく感じる場面も。そのセリフは要らないだろうとか、このシーンは余分じゃないのか?とか言うところがポツポツありました。でも「これぐらいやらないと、ふらっと見に来た人には不親切なんじゃね?」というのが細君と協議した結論。それと、ちょっと絵がつまんなかった。わざとそうしているんだろうけど、なんていうか、あまりいい構図だなあってシーンが無かった。これは残念。


 もちろん楽しめました。面白い映画だとおもいますよー。



 関係ないけど、スタッフロールに出てくる吹越満の扱いが想像以上に大きくて笑ってしまった。「お前はフジの深夜のロボコップだろ!!!」とツッコミたくなった。でもアレね。いい俳優になったねえ。吉田朝はどこいった?

って思ってちょっと調べてたら「椿三十郎」にでてたみたい。織田裕二の。おお。二人とも元気じゃのう。

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