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 映画『太陽 - sun』観てきたよ。第二次世界大戦末期から、戦後の人間宣言までの昭和天皇ヒロヒトの生活と、葛藤を描いたロシア映画。去年の夏ぐらいから話題になっていたんだけど、このたびようやっと日本上映。人気により、上映館をふやしているらしい。

 なんていうか、すごい映画。こりゃあエンタテイメントではないぞ。っていうのがはじめの感想。淡々としているのに、迫力がある。でも、細かいことは説明しない。というか、わざとそういう作りにしてるのか、時間軸がよく見えない。戦中末期から始まって、敗戦、戦後と時間軸にいくつかの区切りがあるはずなんだけど、その区切りがさっぱり解らなかった。ロシア映画ってそういうもんなの?混乱しまくり。


 しかし、それがつまらなかった訳ではなく。むしろとても興味深い。イッセー尾形の演技力と、アレクサンドル監督の写す絵がすばらしく、ぐいぐいと引き込まれます。混乱しながら。

 もちろん、映画であり、フィクションであり、「こうだったんだろうなあ」的な範囲を超えることは無いのだろうけど、いろいろ、その、考えさせられる映画。


 途中、イッセー尾形扮するヒロヒトが、突如今回の戦争(大東亜戦争)に至った経緯と敗因について語るシーンは圧巻。更に、佐野史郎と桃井かおりとの3人でのラストシーンは震えました。ああ、このためにココまでの2時間があるんだなと思うほど。

 まあ、政治的な話も絡んじゃったりするので色々難しいんですが、面白い映画であることには違いないです。普段右とか左とか沢がない人にお勧め。




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