映画『チョコレートファイター』見てきた。目にした格闘技の動きをまねできる能力を持った自閉症の女の子が、母親を救うために母親がお金を貸した相手からお金を回収するとかそういう話しなんだけど、「女の子がムエタイやテコンドーの技を駆使してあんなアクションやこんなアクションをこなすアクション映画」の方が通りがいい。 前半は、主人公になる女の子「ゼン」が、なぜ強いのかを、生い立ちを追いかけながら説明するのでアクションとかは一切無いんだけど、中盤以降、アクションが始まるとずーっとアクション。これがもうすごい。製氷場、運送倉庫、精肉所。もう、なんのオマージュだってぐらいの舞台設定でゼンが暴れ回ります。この監督はずーっとカンフー映画のシーケンスだけを追って生きてきたに違いない。舞台設定はオマージュですが、アクションがとんでもない。おいおい、よい子は真似しちゃダメとか言うレベルでは無いぞ。 特にクライマックスの日本料亭でのアディダス少年トーマスとのアクションはため息が出ました。道具や地形を使わないアクションだからごまかしが効かない分、一個一個の蹴りや肘うちに気を遣ってる感じがした。びっくり。 あ、あと、ジージャーかわいい!超かわいい!! チネチッタで金曜日までだと聞いて慌てて見てきたんだけど、一週間上映が伸びたっぽい。アクション好きは是非是非スクリーンで見てほしいです。あの監督アタマがおかしい。 ツイート Recent Entries from Same Category
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