満員電車に揺られていると、気がつけばビックリすることを割と普通に受け入れている事に気がつきます。例えば、今まさに京浜東北線に揺られている訳ですが、目の前にはディスプレイがあり、宣伝やら今朝のニュースやら占いを垂れ流しています。いわゆる「デジタルサイネージ」です。もはやサイネージから判らないわけですけども、その話は長くなりそうなのでまたこんど。こんな薄型ディスプレイが一般化したことも驚きますがその話も僕の葬式の時にでも話すとして、問題はその広告の中身。すげぇ堂々と言い放つ「今、電気代を東京ガスにするとお得です」という言葉。東京ガスに払ったらそれはガス代じゃないのか?いや、解ってます。解ってるけど、分からない。当たり前のように受け入れてる「電気自由化」という部分を目隠しするだけでさっぱり解らなくなる。「電気自由化」もわからないな。何が自由になるんだ?クォークかな?。むしろ電子は何かに縛られていたのか。抑圧された10代みたいな電子だったのか。何を言ってるのかわからなくなってきましたが「電気代を東京ガスにする話」です。電気代はアレですよね。毎日僕のメガドラに供給されてるやつですよね。あれもどこかの発電所で作られていて、僕はその対価としてお金を支払う訳ですけど、それを東京ガスにしろと言う。それは泥棒では無いのか?せっかく僕のメガドラ起動に使う電気を作ってくれた人への対価はどうなるんでしょう?「電気を東京ガスに!」ならまだいい。それは東京ガスが作った電気を僕が作って僕が払うだけだから。しかし、電気代だけを東京ガスに!というのはまた随分と虫がいい話ではあるなあ。という話。
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