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 伊藤計劃「ハーモニー」読了。『虐殺器官』を書いた新鋭のSF作家(既に鬼籍)の最後の長編。21世紀後半に起こった未知ウィルスによる大混乱を経て、命を「リソース」として管理する様になった時代。ほとんどの人類が体内にナノマシンを入れ健康を管理、事故と老衰以外で死ぬことが無くなった世界で、6千人が同時に自殺を図る事件が発生する。螺旋監察官トァンは、目の前で自殺したキアンの通信記録から、かつて一緒に自殺を図り亡くなったミァハの声を聞くのだった。とかそういう話。

 基本ミステリーばっかり読んでて、SFの文脈みたいなものって全然判らないんだけど、「ゼロ年代SF傑作選」の時に感じた「これからのSF」の感想は変わらず。というか、このとき想像した「これからのSF」はここにあった。2年も前から。『命を「リソース」として管理する事』で、価値観はどうかわるのか。どう変わらないのか。その上で、現代にも通じる葛藤を描くっていうのは、おもしろいなあ。と思った。

 本編はトァンの一人称で書かれているんだけど、彼女の感情がetmlというタグ付きで書かれているのが斬新な演出と観るか、表現力の限界と観るか意見の分かれるところ。最後まで読むと解りますがこれはこれで「アリ」だと思います。まあここ以外ではもう使えないけどね。



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