「誉田 哲也/ストロベリーナイト 」読了。ビニールシートに包まれた他殺体、死体はリンチの後首を切られ、死亡後さらに腹を割かれていた。27歳で警部補となった姫川玲子とそれを中心とした刑事群像劇。で良いのかな。先週ぐらいにドラマになっていましたね。竹内結子で。 ミステリーというより、刑事群像劇。内容は非常に解りやすい。カンに頼る姫川に、多少汚い事をしてでも手柄をあげる勝俣健作の対立の構図。お互いに自分のやり方で犯人に迫っていきます。またこの勝俣がえらい悪い奴に描かれてて好感が持てます。トリックと筋はまあ多少ベタくさいけど僕は好きです。それでいて、ちょっとキャラ小説くさい(ライトノベル程では無い)。こういうのがかえってウケるんだろうな。姫川について回る井岡のキャラクターがいいですね。途中、何度かグロテスクなシーンがありますが、まあ、死体が出てくる小説ですからー。 ツイート Recent Entries from Same Category
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