「手紙/東野圭吾」読了。自分の為に強盗殺人を犯してしまった兄を持つ主人公が、「強盗殺人犯の弟」というレッテルに振り回されながらも成長するストーリー。ミステリーではありません。仕事の取引先の人に勧められて読みました。映画になったっけ?
とにかく切ないというか辛いです。主人公はひたむきに真っ直ぐに生き、幾度と無くチャンスを掴むのに、それを兄の手紙に邪魔される。そのたびにいろいろなことを諦めていく。これがわかっていたら僕は読んでないですね。気持ちが凹むから。 ただ、じゃあ、嫌だったかっていうとそうではなく。割と一気に読み進めました。3日ぐらいだったかな。読み始めるとあっという間です。それぐらい力のある小説。無いと言われながらも実際は世の中にある不公平に対して、主人公がどう対峙するのか。ラストが実に面白い。 ツイート Recent Entries from Same Category
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コメント
FR(2006/06/21 22:00)
超普通、みたいな感じでしょうか。
あとコレは「激皮」ですよ、石ちゃんてきな。
ここう(2006/06/22 12:11)
レザーか!レザーマニアとかもいるらしいからねえ。
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