「容疑者Xの献身」読了。高校数学の教師「石神哲哉」が、殺人を犯してしまった隣人「花岡靖子」をかばって死体遺棄、警察(及び「ガリレオ」シリーズ主人公の湯川)から、真犯人を隠すってぇ話。2006年「このミステリーがすごい1位」、第6回本格ミステリ大賞、『本格ミステリベスト10 2006年版』、『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』更には第134回直木賞受賞作。なんかとんでもねぇな。
シリーズものと言うことで「ガリレオ」「予知夢」から読もうかと思ったんですが、結局面倒だし文庫になったので「容疑者X」だけ読みました。あんまり前提知識なくても読めます。トリックもかなり良いのですが、話がすごいです。トリックから、容疑者Xの覚悟、そしてタイトル、思い返してみても良くできている。ああ、こりゃ1位ですよ。文句ねぇわホント。って思ったら、この本に対して「本格では無いのでは?」って論争もあったのね。主張をみると「ああなるほど」って感じですけど。 本格かどうかはともかく、ミステリーとしても、読み物としてもスゲー面白かったです。 ツイート Recent Entries from Same Category
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