extend::僕はもう休みたいのに君は何故走れと言うのか。

from ここう | 2008 / 06 / 02(Mon)　12:00 | diary | comments (4)

　先週末に続いて趣味の悪い話が続きます。臆病な割にはブラックな話が大好物なここうです。シンガポールに出かける直前に、某女子アナのブログがかなりの鬱っぷりで、みんな心配しています的な記事をどっかで観てたんですが、シンガポールから帰って来たら自殺してました。原因はフリーのアナウンサーになるも思うように仕事が出来ないとかどうもそうでも無いらしいとか色々言われていますがその辺はもっとヒステリックな人に任せて、ちょっとシニカルな話を。

　件の自殺した彼女が持っているブログのコメント欄が自殺が報道された後も「頑張って下さい」「次の出演も楽しみにしています」等のポジティブな内容で埋められていたというもの。どうもアメブロさん側でアクセス数に応じて自動でコメントを付けるスクリプトがあって、こいつが「ブログ所持者の自殺後」も動作し続けているため、当人が草葉の陰に隠れた後も「負けないで！」「もうすこし！」とか言ってるらしい。これは相当怖い。自分を応援してくれていると思っていた相手は、実は人口無能だったいう話だ。しかも、キャッチボール式じゃなくて、ピッチングマシン式の。

Ａ「俺、最近うだつが上がらないよね」
Ｂ「私、○○さんの大ファンでぇーす！(*ﾟーﾟ)」
Ａ「全然ウケ無いんだよね。彼女もできないし」
Ｂ「活躍、楽しみにしています！」
Ａ「・・・・死んじゃおうかな」
Ｂ「頑張って！！！(´▽`)」

　これは死にたくなる。なんていうか、片栗粉を浴槽いっぱいに敷き詰めてダイブ。溺死か窒息死か判断出来ないような死に方を選びたくなる。死体は焼いて粉にしてどこかのヌーディストビーチに埋めて欲しくなる。

　自分のおこしたアクションに対してレスポンスがあるってぇのは割と嬉しいもんです。ポジティブなものならなおさら。しかし、それが機械によって行われていると確信してしまったらそれは悲劇だなあ。