日本語が、大好きです。(Sorry, Japanese Only.)
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 ほぼ密室とおぼしきマンションから女の子一人姿を消したという、ネタに困った推理小説家が使いそうなネタの殺人事件はネタに詰まった推理小説かが使いそうな解決法をもって「もっともやりきれない」形で解決。まあそうだよなあ。「奇想天外な発想を持って脱出を計っていた」っていう、もっとも難解かつ誰も血を流さないストーリィに期待をしていた自分はちょっとガッカリ。まあ、現実の犯罪には先ず目的があり、目的を達成するための「犯罪」なのだから、「犯罪」のために「目的」を考える推理小説とは質が違っていて当然。とは思うのだけれど。嘘のために嘘をつく様な人間は今のところ居ないらしい。こんな最低な解決を持った事件にもかかわらずテレビには大人気でまあつまり僕を含むお前とかお前がこの「被害者の居る犯罪」をエンタテイメントとしてハラハラしながら見てる訳で「かわいそう」とか「怖い」とか言ってしまう訳で「怖い」ならともかく「かわいそう」なら、もっとやるべき行動すなわち何も行動しないっていう道があるわけだけど誰もそれをしない。いや正確にはそれを行う心優しい人は対外的には無関心と変わらないので観測不能。

 シンガポールに向かう飛行機の中で映画「ブラックサイト」を観た。この「ブラックサイト」の犯人は、アクセス数に応じて人を死に至らしめる装置に誘拐した人間をかけ、サイトを公開する。サイトのアクセスは爆発的に増え、2回、3回目の殺人と回を追う毎に死ぬまでの時間が短くなっていく。「酷い」も「おもしろい」も「可哀相」も「おぞましい」も、ただの好奇心でしかないという皮肉。騒げば誰が儲かるんだろう。少なくとも被害者とその家族ではない。この映画のラストがまた皮肉がきいてていいんだけどここでは割愛。3,4が無くて後は無し。

#被害者とその家族にはこころから陳謝とお悔やみを申し上げます。




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