久しぶりに読書。中国娘こと伊坂バカ(褒め言葉)ことNaoちゃんのオススメ「死神の精度」。8日後に死ぬ対象を、本当に死ぬべきかどうかを判定する「死神」と、その対象との物語を書いた短編集。 死神は死神なので、人間の世界に疎い。「甘くみる」を味の話だと思ったり「死んでも死にきれない」と聞いて「死んだら死んでるのでおかしい」と思ったりする。そんなちょっとズレた死神と判定対象となった(つまり8日後には死んでしまう)人間との会話がおもしろい小説。 推理小説っぽいけど、推理小説というよりは、伊坂さんらしい「物語のリンク」や「最後に訪れる納得」を楽しむかんじ。とくに最終話はちょっとステキでオススメです。 ツイート Recent Entries from Same Category
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