日本語が、大好きです。(Sorry, Japanese Only.)
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 なんか、ハードボイルド物ばっかりだったのでそうじゃないものを探してブックオフ。

 北村薫「夜の蝉」読了。本の虫っていうくらいに本を読む大学生の「私」。その「私」を取り巻く日々とその謎を、「私」の友達の噺家が解いていく。っていう。1991年「このミステリーがすごい」第二位。

 どちらかというと、主人公の「私」を中心にした、日々といった感じ。すごく大きな謎があるわけでは無く、もちろん人は死なない。でも、まったくもって訳が分からない謎に納得のできる「理由」をつける噺家の円紫の謎解きはなかなかおもしろいです。なんか猫丸先輩思い出すなあ。ミステリ分は少ないですが、小説としておもしろいです。学生自分の緩やかな毎日(中からは緩やかとは感じない類の)を思い出します。

 1989年のこのミス2位「空飛ぶ馬」と対になるものみたい。ああ、後の方先読んじゃったなあ。あんまし関係ないけど。





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きねこ(2007/11/22 20:31)
以下続刊

秋の花
六の宮の姫君
朝霧

自分は「円紫先生と私」シリーズの前に「《時》三部作」(スキップ、ターン、リセット)の真ん中を読んでました。そっちの方はシリーズといいつつ完全に独立した作品ですが。
円紫シリーズもどれから読んでもいいと思いますが、やはり順番に読んで《私》が成長していく過程に萌えるのが正解かと。

全体的に穏やかな作品な北村先生ですが、たまに「盤上の敵」なんてものを書いたりするからアナドレリン
ここう(2007/11/23 0:35)
そんなに続いてる本なんだ!!びっくり。

なんちゃって落語好きとしては、主人公が円紫さん相手に落語を語るところがいいですね。何言ってるのかはさっぱりわかんないんですけど(そこまで詳しくない)

そうか、きねこやんは北村さん読んでいたか。









    
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