東川 篤哉「密室の鍵貸します」読了。先輩の家で先輩と一緒に映画を観て酒を飲んでいたら、シャワーを浴びに行ったはずの先輩が刺されて死亡していた!部屋は密室でどう考えても自分しか容疑者が居ない。更に近所では、自分の元カノが同じナイフで背中を刺されてマンションから突き落とされていた。仕方なく頼った探偵が何とも変な奴で。。。。っていう、ミステリ・コメディ。でいいのかな。
「謎解きはディナーのあとで」の人ですね。あっちは未読ですが。トリックの見せ方はしっかりしている方だとは思うんだけど、ちょっとベタかなあ。 会話劇の妙は、「謎解きは~」の書評にもあって、その評価のとおりでした。上手いけど、僕はちょっとマンガ的だなと感じた。誉田哲也の「姫川玲子シリーズ」より一歩踏み込んだ感じ。重いライトノベルぐらいはあるんじゃないのか(重いライトノベルなんてものがあるかどうかは未検証)。 東川 篤哉さんは、タイトルが絶妙だなあ。 ツイート Recent Entries from Same Category
|
コメント
|