extend::Bitcore vs ExTENDって？

from bvsE staff | 2007 / 03 / 02(Fri)　20:50 | party!::BvsE | comments (0)

■はじめに

　「Bitcore vs ExTEND」は、『ゲームにも、テクノにも媚びない』スタンスで開催している２つのイベント『Bitcore』と『ExTEND』が共催する、ゲーム・テクノイベントです。フロアにはファミコンを設置。プレイ画面はＶＪと共にプロジェクタで投影します。テクノとゲームがフィーチャされたフロアで、マリオブラザーズで対戦したり、それを見ながら野次ったり。踊ったり、お酒を飲んで騒いだり。どう楽しむかはあなたの自由。

　ちょっと他には無い、独特の雰囲気があるイベントです。テクノとゲーム、両方好きな人、どちらかが好きな人、またはとにかく「変わった事」が好きな人。そんなあなたの為のイベントです。

■心を打ちそうで打たない。暴投侍が団子を食べながら語る『あらすじ』

　『２１世紀』なんて響きにももう随分慣れて、僕たちの身の回りにあった「未来っぽいモノ」は既に「未来っぽいモノ」ではなく「身近な商品」として認識されるようになりました。気が付けば、ＴＶゲームの３Ｄ表現は「新しい」ものでは無く「表現手段の一つ」に成り下がり、シューティングでは萌えキャラが空を飛び、っつか、飛行機は飛ばなくなり、テクノは「姫トランス」以降「耳慣れないジャンル名」を聞かなくなりました。

　っていう前置きをすればスムーズに「昔は良かった」発言に繋ぐことが出来る言葉のマジック快斗に騙されない。私は、買わない。盗まれたのは映画だけではありません、貴方の心です（キラーン）。さあ、よくわからない説明文になってきました。まだです、まだ帰らないで！

　あー、えっと、もちろん、「古いものはいい」「いいものはいい」と言うのもいいでしょう。古いもの無くして新しいものは生まれません。ただ、そこに留まっていては、新しいものを得る事は難しい。それがしはそう考えます。

　もちろん、自分たちがやっていることを新しいとも思っている訳ではありません。ゲーム機をフロアに置く、またはゲーム音楽をフィーチャしたクラブイベントをやる。そんなのはもう、ゲームとテクノが仲良くしてた２０世紀後半にさんざんやっていたでしょう。

　それでも「ゲームとテクノ」に拘りたい。ここから見える未来もあると信じたい。そうおもったか思わないのか考えたことも無いのか、今でもゲーム・テクノで活動してる６人がそれぞれ「自分が面白いもの」をもちよります。それは、音楽かも知れないし、ゲームかもしれない。ひょっとすると全く別のなにかかもしれない。でも、それらの中から一つでも、あなたの心にのこればいいなあ。とか思うでござるよニンニン。