佐々木譲「警官の血」読了。戦後から現代まで、3代にわたる警官の生き様を描いた大河小説。一人一人にちゃんとストーリーがあって、読ませてくれます。特に2代目の民雄は学生運動とかの時代背景もあっておもしろかったです。 各自の話があって、その中に1代目の「清二」の時にあった事件の謎がずーっと残る。それに最後の最後までひっぱられる。3代目「和也」なんて、もはや半世紀前の事件だし、犯人死んでるんじゃねえの?っていう状況なのにどうすんだ?とかハラハラする。しかも、話は全然違うところ走ってるし(もちろんこれはこれでおもしろい)。おもしろかったです。 ツイート Recent Entries from Same Category
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コメント
koume(2010/01/28 23:24)
ドラマ(もうDVDになってる頃)も結構面白かったよ。
特に二代目の吉岡秀隆、あと第三部の犯人役の演技。 |