extend::共有の楽しさと自ら掘り進める面白さ

from ここう | 2007 / 02 / 08(Thu)　12:00 | diary | comments (0)

　マナカナと電話番号を交換して喜ぶも、どっちがマナの番号でどっちがカナの番号か解らず、電話がかかってきた時に脂汗をかいてしまう。そんな夢を見ます。人生ドルビーサラウンド、ここうです。

ぃぃくんの日記から引用で。

■みんなと同じゲームをプレイし、同じ感想を持つゲーマーが勝ち組（ロケット姉妹）
http://d.hatena.ne.jp/ryouta765/20070202/p1

　まあつまり『世界樹の迷宮』での新納さんのインタビューの引用（ゲームっていうのはゲームそのものを楽しむより、ゲームの体験を人と話すのが楽しいんです。）を受けて、それは「みんなと同じゲームをプレイし、みんなと同じ感想を持つゲーマーが勝ち組」という感じがして嫌だね。っていう日記。これだけ読むと『それは飛躍しすぎだろ』って思うけど、リンク先ではちゃんと順序立てて説明していて、まぁ「ちょっと言い過ぎじゃね？」って気はするけど同情できる内容ではある。

　でもこれってなんつーか、コミュニケーションがインターネットに依存している事の方が原因であって、もっと嘆くべきは「知らないヤツの多数意見に振り回されてしまう自分」じゃないのかなあ。と思う。いや、振り回される事自体が悪いとは思わないけどね。微動だにしない人生よりは華やかだし。ただ、それで当人が凹んでしまうのはかわいそうかなあ。と。

　あと、何も『ゲームっていうのはゲームそのものを楽しむより、ゲームの体験を人と話すのが楽しいんです。』って言葉を信じる必要も無いんじゃ無いかなあと。新納さんだってそういうつもりで言ったんじゃないと思うし。たぶんこの記事書いた人の周りにも時流に流されず自分が今やりたいゲームをコツコツとやっている人は居ると思う。その人が『負け組』かどうかを見てやって欲しいなあ。とか。

　ま。個人的な意見だけど、時流に乗って先頭集団走る人より、その集団のベクトルと関係なく、ひたすら高い位置を目指す人や、最深を見据え穴を掘り続ける人の方が憧れます。

　とどのつまり何が言いたいかと言うと、世界樹おもしろいよ世界樹。