日本語が、大好きです。(Sorry, Japanese Only.)
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<< 2024 November >>

no fun nolife
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
rss
 はてなアンテナに追加
 はてなRSSに登録
 Bloglinesで閲読登録
 Subscribe with livedoor Reader
 Add to Google
 My Yahoo!に追加
LINK
ARCHIVES
music
LOGIN
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASS:
logout

 「北山猛邦/『アリス・ミラー城』殺人事件」読了。孤島に建てられた「アリス・ミラー城」に集められた探偵達が、隠された「アリス・ミラー」を探す。っていう「雪山山荘もの」。っていうか「雪山山荘もの」。思わず2回言っちゃうぐらいの「雪山山荘もの」です。あ、3回目。

 探偵が多すぎる小説なうえ、推理小説にありがちな「登場人物一覧」が無いので人物把握に手間取りますが、一人一人の性格付けが分かり易くて助かります。キャラクタが濃いせいで、その探偵が死んだ時にちょっとガッカリしましたけど。

 面白いんですが、推理を楽しむっていうより、様式美を楽しむに近い感じがします。そりゃそうです。物理トリックの密室なんて「なんでそんなことするんだ」っていう話になってしまいますからね!でもそれがいい。それがいいんだよ。動機のリアリティなんてクソ食らえだ!!!っていう人にオススメ。

 犯人はすぐ判ってしまった(つまんない事に引っかかりを憶えて読み返したら判った)んですが、密室のトリックが面白かったので良しとします。



Recent Entries from Same Category









    
処理時間 0.701972秒