初めて遊んだA列車は確か高校の頃。当時のシミュレーションゲームはだいたいが画面を縦か横に区切ったスクエアマップのゲームが殆ど。そんな中、PC9801版の「A列車で行こうIII」の持っていた「ナナメ見下ろし型」の画面は大変なインパクトがありました。ビルや列車がドット単位に書き込まれていて、夜になれば真っ暗な闇にビルや民家の明かりだけが浮かんだり、冬になれば雪に埋まったりする。それが好きでチマチマ遊んでいました。未だにこういうマップについ惹かれちゃうのはたぶんアートディンクのせい。 そんなわけで買ってきました最新作「A列車で行こうDS」。あのA列車を携帯用ゲーム機で、しかもタッチペンで遊べるっていうところに興味があって。とりあえず、週末にチョコチョコ遊んで、チュートリアルマップはもうすぐ終わりそう。携帯機ながら、ちゃんとA列車が遊べます。あとインタフェースにスゲェ気を遣っているのが判る。 最初は初心者向けに機能を制限していて、線路と、駅と、電車のメニューしかない「なんだ、線路ひいて電車走らせるだけか」って思ったんだけど、これが後から色々出てくる出てくる。道路も敷けるバスも走らせられる(トラックで資材も運べる!)。子会社も作れるし株もやれる。「A列車で行こう4」で出来た事はだいたいできちゃう。つまり「A列車でいかない」も出来る(これ憶えてる奴はログイン読んでた奴)。 運行ダイヤが「運行時間」で設定できるのが結構ニクイ。今まで「深夜走らせるとコストがかかるので、日中帯だけ走らせる」には、「何時何分発」っていうダイヤを組む必要があったんだけど、これが「深夜は運行しない」っていう設定で簡単にできる。それでも一本の線路に2つの電車を走らせるには細かい設定が必要なんだけど、そう言うのは好きな人がやればいい。のスタンス。『マニアックな設定はなんかメンドイなあ』って人向け。 あと、子会社の建設位置を選んだ時にイチイチ「すぐ儲かるよ」とか「ここは儲からないよ」とか教えてくれるのもいい。そもそも、箱庭を作っているのは好きだけど、細かい経済がどーのーとかいうには興味ないから「ここの辺にデッケェビル立てたいんだけど」ってやったときに善し悪しが分かるとうれしい。一応経営ゲーだから、儲からないと寂しいね。 不満点があるとしたら、車両開発とかのプランを使わないと低速以外の車両が増えないのはちょっとめんどくさい「やらなくてもいいけど、やればもっと面白くなるよ」っていうぐらいの機能になってると嬉しかったなあ。とか。個人的には道路も勝手に延びてくれた方がうれしい派だし。街の育ち方が結構のんびりで、プレイヤ主導でマンションとか貸しビルボッコボッコ建てなくちゃ発展しないのもちょっとめんどい。いや、それが好きな人のが多いってのは承知で言ってるけどね。 家庭用、というか初心者向けに丁寧に作ったなあ。っていう印象。「最近A列車やってないけど好き」っていうファンにはマジでオススメ。興味ある人も是非。 #こんなのみつけた ■DS版の「A列車で行こう」が神ゲーすぎて狂ってる件 http://ameblo.jp/oharan/entry-10248091479.html ツイート Recent Entries from Same Category
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